一千年を生きる天狐のわしが人の子など孕みとうない!!
うえにあるみかん 千年を生きた神格・天狐は、愚かにも討伐に乗り込んできた坊主を「おなご」にして眷属にしようとした――はずだった。しかし相手の能力は、まさかの…術反射。
結果、術は跳ね返り、女になったのは天狐本人だった!!か弱い女体では山での生活もままならず、仕方なく坊主の帰路についていく天狐。
だが待っていたのは、粗食・質素・煩悩ゼロの寺暮らし。
「なんとかわしの術を解かねば…あのチカラを弱める方法…そうじゃ、煩悩を起こせば法力が弱まり、解呪できるのでは!?」そう考えた天狐は、プライドをかなぐり捨てて色仕掛けを開始――……するも、天狐の色香はまったく効かない。
だが坊主は……もふもふ好きだった。
もふもふを武器になんとか押し倒し、手で擦るだけ、パイズリだけ、思い切って口淫だけ、この際素股だけ……これ以上は、絶対に、せんぞ…!果たして天狐は貞操を保ったまま、坊主の煩悩を解放することができるのか…!?まさか逆に主導権を握られ、完全メス堕ちしてしまうことなんて――あるわけないじゃろ!?これは、千年の誇りが敗北するまでの物語。
本文28ページ、表紙やおまけ設定画を同梱しています。