お嬢さまは電車内で堕ちる~通勤時間でイキ孕ませる!
SPINDLE (おっ……。今日は……ついているな)月曜の朝は慢性的に憂鬱だ。
休みだった前日をまだ引きずっていて、仕事へのやる気が起きない。
ぎゅうぎゅう詰めの電車内での唯一にしてささやかな楽しみは……密着してきた女性の身体を感じることだ。
乗車する客の流れに身をまかせて偶然にたどり着いたのは、女子学生の真後ろ。
(君にとっては不愉快な時間かもしれないけれど、俺にとっては思いがけない幸運だよ)黒髪から立ち上るほのかな香気を吸い込みながら、女子学生の肉体を堪能していた。
(やわらかい……)俺の胸は激しく高鳴っている。
(それに……この体勢は……)彼女の尻へ俺の股間が押し当てられているのだ。
恋人関係にない女の尻へ男が股間を密着させているなど、満員電車以外ではありえないにやにやしないように表情を取り繕ってはいるが、心は高ぶってゆく一方だ。
心の高ぶりに合わせて肉体も熱くなってくる。
たぎった血潮は全身を駆けめぐって、身体の一部分に集中した。
その一部分つまり男性器は、スラックスの内部で脈打ちながら急速に膨脹する。
強ばったそれがむくりと反り上がり、彼女のスカートの上からお尻をえぐりこすった。
「んっ……うぅ……」お嬢さま学校に通っているその少女は、自分のお尻を何がこすり上げたのか薄々気づいたのだろう。
腰を引くこともできたが……俺は自らの股間を少女のお尻へ密着させたままにしておいた。
筒状の堅い物が内部から突き上げている股間を、清純そうな少女の尻肉へ押しつける。
(清楚可憐な見た目通り、恥ずかしくて声が出せないタイプなのかな?)心の中で少女に語りかける。
(これは……いけるかもしれない)俺の心の奥底で淫獣が目を覚ます。
理性や道徳とは別の理論で行動するそれは、人間であるのなら誰しも心の奥に秘めているもの……だと思う。
(これだけ混んでいるんだ。
手で触るわけでもないんだし、証拠は残らないはずだ)(少しくらい動いても、電車の揺れのせいだって言い張れば……)俺は、周囲の乗客に気づかれないよう細心の注意を払いながら、ゆっくりと腰をつかい始めた。