淫辱痴感~あなたなんかには、屈しない!~

SPINDLE
電車内――。
「よう、お前ら。
なにやってんだよ」「へへ、竜崎さんもどうっすか?」「どうってなんだよ」怪訝な顔をしながら、仲間達が囲んでいるものを覗き込む。
「……やっぱりあんたの差し金だったのね。
どういうつもりよ」仲間達に身体を弄られていた法条が俺に気づいて、睨み付けてくる。
「知らねぇよ。
なんだよこれ?どういうことだ?」そこにいた人物も、やっていたことも、全てが予想外のことで驚いてしまう。
「いや、こいつの姿をたまたま見つけてさ。
怒りがぶり返しちまって」「ちょっとからかってやるだけのつもりだったんだけどよ、こいつすげぇエロい身体しててさ」「で、こういうことになったってか……」ったく、しょうがねぇな。
怯まない態度が気に入らない仲間達。
法条のことで苛立っていたのは知っていたが、まさかこんなことをしでかすとはな。
「竜崎さんもどうっすか?こいつの胸、すげぇ揉みごたえあっていいですよ」「そうだな……じゃあ――」