お嬢様の犬っ!

あっぷるみんと
ヒトシ・フェブラリー(主人公)は、地方でも有数の貴族、フェブラリー家の跡取り息子。
しかし、歴代当主がすべからく放漫な浪費癖の持ち主だったことから、彼の父の代で破産してしまった。
住む家も抵当に入れられ、路頭に迷っていたヒトシは、「グレープ家を頼れ」という父の遺言に従って、グレープ家を訪ねる。
そこで待っていたのは、当主・カレンと、そのメイド・ジャスミン。
カレンは最初こそ、淑やかな女の子だったが、ヒトシの軽率な一言が彼女の癇に障ったらしく、その態度が激変。
それからというもの、ヒトシは執事として、ワガママ放題のカレンに振り回されっ放しの毎日に……。