とある憩いの場にて 小さな事件[サマールンルン] | 2次元ドットコム ショップ別比較

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和食店にパートとして働きに、俺は駅まで30分列車で3駅かけて行っている。
最寄り駅からはその店はすぐの場所にある。
片田舎ではあるが、駅や幹線道路沿いということもあってそこそこ流行っている。
土日などは大量の注文。
厨房で働いているのだが、伝票が次から次へと出てきて休まる暇がない。
働いているという実感があっていい。
働き始めた当初は苦しくもあったが、仕事を覚え慣れてきて楽しくなってきた最近だ。
そんな俺には憩いの場があって、仕事終わりにそこへ足しげく通っている。
街中の銭湯である。
二階が飲食店になっていてその横に喫煙所、くつろげるフリースペースがある。
一階はロッカーと受付。
そして三階が銭湯である。
ここ最近、古い銭湯は廃れた。
商店街も寂れ、昔からある店などはもはやレトロの博物館のような外観。
軒先の暖簾や看板、テントなどだけが形骸的に残っていて、寂しい雰囲気も感じさせる。
小説。
約1000字。
7ページ。

サマールンルン の作品が 730 件見つかりました 全49ページ

あっという間に入れ替わる感覚 パッと付いた街中の広場から少し離れた寂れたビルの電灯みたいに 別のところをちゃんと見ておく必要

あっという間に入れ替わる感覚 パッと付いた街中の広場から少し離れた寂れたビルの電灯みたいに 別のところをちゃんと見ておく必要

公開日:7月4日

サークル:サマールンルン

最安価格:440 円

言う必要はないほどのスピードと距離で。・・・・・・・。だけど・・・なかったら鬱だろうな。思いながら。昨日の昼、たぶん用事は買い物を終えて自宅へ戻るだっ...