特段、何があったわけでもない。
乾燥や干ばつが続いたわけでもなければ、どこかの団体が大規模なダムをつくるなど流水工事をしたわけでもない。
しかし、数ヶ月に一度、その滝は滴り落ちる水を止めてしまう。
人為的なものでは決してない。
だとしたら大自然の仕業か。
それともこの世を創生した神がいるとしたらその神によるものだろうか?滝の先には無数の小川が枝分かれしており、一つの大きな川となって滝を落ちる。
元々は土や木々草木に含まれる水分が一定の流れを作り、小さな川になるところから始まる。
その滝は観光名所でもあった。
・・・・・・・・営業所の職員は頭を抱えるのだった。
「原因が分からないんですよ・・・・元西さん」「一度調査をお願いしたいと思っているんですがね・・・・」小説。
約700字。
7ページ。
サマールンルン の作品が 736 件見つかりました 全50ページ

公開日:2022年6月21日
サークル:サマールンルン
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俺はこの度、ぶっとんだ大きな坂の街に引っ越してきた。この街は、全体が’急傾斜の坂’で成り立っている。角度にして約30度。みなさんは30度の坂というと、どれく...