「君は、この幅4メートルの溝を飛び越えられるはずはないのさ」ふんっと首をふんぞり返し、ユキヒトはモトハルに言った。
その顔は自信たっぷりだった。
モトハルが元世界第3位の走り幅跳びの実力を持っているのを知って、の話だ。
・・・・・・・今は衰えているだろう。
しかしモトハルは自信満々。
ちなみに溝の下にはトランポリンが置かれているだけで、いつでも上り下り出来るのではあるが。
モトハルは、少し調子に乗っていた。
小説。
約600字。
12ページ。
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公開日:2022年6月21日
サークル:サマールンルン
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