そのカフェへ行ってから、俺は妙にゴミ拾いがしたくなった。
エスプレッソが小さなマグカップに微量入った、濃密かつ豊かな味を楽しむエスプレッソが美味しいカフェだ。
窓側の席へ案内された俺は、前の棚に並べてあった本から一つ抜き取り、動物がキャラクターとなって世界を旅する絵本を読みながらひとときの安らぎを楽しんだ。
小説。
約700字。
12ページ。
サマールンルン の作品が 736 件見つかりました 全50ページ

公開日:2022年6月21日
サークル:サマールンルン
最安価格:110 円
俺はこの度、ぶっとんだ大きな坂の街に引っ越してきた。この街は、全体が’急傾斜の坂’で成り立っている。角度にして約30度。みなさんは30度の坂というと、どれく...