ぽかぁーーんっと口を開けて、不思議そうに小さな少年がそれを見ていた。
空から6メートルのワシがやってきて、俺を掬うようにして再び大空へ。
どこかの映画にありそうな名シーン。
俺は下の街の映画館を見下ろしながらそんなことをなんとなく思った。
小説。
約300字。
6ページ。
サマールンルン の作品が 736 件見つかりました 全50ページ

公開日:2022年6月21日
サークル:サマールンルン
最安価格:110 円
俺はこの度、ぶっとんだ大きな坂の街に引っ越してきた。この街は、全体が’急傾斜の坂’で成り立っている。角度にして約30度。みなさんは30度の坂というと、どれく...