タダオくんは一点を見つめていた。
あの道は、どっちが正しかったんだ??不安になって心がぐらつく。
慌てふためいて記憶の中が真っ黒になった。
ずっとそればかりに焦点を当て、意識を持っていかれていたが・・・・・・・・そばにいたサエコさんがそっと耳元で呟いた。
「それはどっちでもいいことよ」・・・・・・・・・・そんなことより。
小説。
約300字。
6ページ。
サマールンルン の作品が 736 件見つかりました 全50ページ

公開日:2022年6月21日
サークル:サマールンルン
最安価格:110 円
俺はこの度、ぶっとんだ大きな坂の街に引っ越してきた。この街は、全体が’急傾斜の坂’で成り立っている。角度にして約30度。みなさんは30度の坂というと、どれく...