遠い海をイカダで渡り、茶色の砂浜を経て夜、星がほんの少しだけ散らばる下、みぞれの中を旅していた。
島は案外大きく、日本列島の100分の1くらいの大きさはある。
その島では、頻繁にみぞれが降る。
雨が途中で上空の寒さによって凍ってしまうのだ。
小説。
約400字。
10ページ。
サマールンルン の作品が 736 件見つかりました 全50ページ

公開日:2022年6月21日
サークル:サマールンルン
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