フロントガラスに光る雨粒がついている。
長い高速道路を終え、インターチェンジに差し掛かる。
遠くにぼやけたタワーが見える。
東京。
立ち並ぶビル。
カーラジオから昭和の歌謡曲。
曲がった道路を下りると・・・・・。
小説。
約300字。
11ページ。
サマールンルン の作品が 736 件見つかりました 全50ページ

公開日:2022年6月21日
サークル:サマールンルン
最安価格:110 円
俺はこの度、ぶっとんだ大きな坂の街に引っ越してきた。この街は、全体が’急傾斜の坂’で成り立っている。角度にして約30度。みなさんは30度の坂というと、どれく...