私が死んだら死体は海に捨てて[freetime] | 2次元ドットコム ショップ別比較

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これは、気の抜けた炭酸水みたいに生気のない虚ろな男と、生きるために必死でもがき続けていた気高きライオンを想起する一人の少女の、もう既に終わったはずの物語である。
文量約単行本1冊分。
総文字数17~18万文字前後。
私が死んだら死体は海に捨てて。
全てはこの言葉から始まった。
かの遺書が主人公阿佐ヶ谷の元に届けられた時、物語は動き出す。
そんな遺書の差出人、阿佐ヶ谷のかつての恋人ほのかが悪霊となって巷を騒がせている。
その事実を知った主人公とほのかのクラスメイトで親友の園川は悪霊を助けるということで一致し、両者並々ならぬ思いから悪霊に自ずから憑かれに行くのであった。
ここに悪霊の噂を抜粋する。
[もしもあなたが憑かれてしまったらその時は一緒に悪霊の出しているメッセージについて考えてほしい。
彼女は何らかのメッセージを出している。
それに気づくことができたなら、救われるかもしれない。
憑かれてから2週間がリミットである。
その間にあなたの身の回りでおかしな出来事が執拗に繰り返されるだろう。
悪霊を見てはいけない。
悪霊は見られることでその虚ろな姿形を確かなものとし、より一層あなたを恐怖させるだろう。
悪霊に話しかけてはいけない。
何か言ってきても無視することが延命措置である。
しかしあなたはいずれ死ぬ。
悪霊は刻々とその姿を明確にしぼやけた輪郭を浮き彫りにさせ、顔がはっきりと見えたが最後、それがあなたの命日となる]

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