【耳かき・踏み踏み】あやかし郷愁譚 ~あかしゃぐま すみ~【蒸しタオル】[Whisp] | 2次元ドットコム ショップ別比較

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ひととあやかしが共に暮らすことができる、最後の聖域。
四国、高知の山奥にある隠れ里。
茂伸(ものべの)――茂伸に古くからあるあなたの家を、そしてあなたを守るため、徳島から山を越えあなたの元にやってきたすみは、やがてあなたの妻となります。
おとまり保育で娘が不在の、夫婦水入らずの夜。
くたくたにつかれきったあなたをすみは、小さな体と、妻であり母であるがゆえの包容力で、まるで赤子をあやすように、あなたを甘やかし癒やしてくれます。
小さな足で一生懸命、けれどもしっかりツボを抑えた背中踏み。
蒸しタオルで目を癒し、オイルマッサージでこころをほぐして、のんびり耳かき。
柱時計のちくたく音に包まれながらの、慣れ親しんだ布団のぬくもり――すみとすごす一時は、あなたを懐かしい少年時代に、そしてこころのふるさとに、きっと導いてくれるでしょう。
すみに甘えてこどもにもどって――どうぞ、穏やかにやすみください。
「あ――少し、よいか?わらわにじっくり……お主の顔をみせてくれぬか?見飽きる?わけなぞなかろうぞ。
なにせわらわは、お主の妻で、お主の家の家守妖怪――あかしゃぐま。
お主とお主の家の幸いを守るためにうまれたあやかしであるのじゃからの。
お主が幸いであるのかどうか――いつでも、いくらでもお主の瞳からよみとりたいのじゃ」いつもあなたを見守っている。
あなたと、あなたの家が幸いであるように、己の全てを尽くし続ける、“家守妖怪”――それが、あかしゃぐまというあやかしです。

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