スライムになった男[オナラプップー] | ２次元ドットコム　ショップ別比較

しかし、スライム以外のモンスターと戦うことが怖くてすっかりトラウマになってしまった僕は、スライムを簡単に倒せるようになってからも、ずっとその村から出られずにスライムを狩り続けるほかなくなってしまった。
狩ったスライムを売るだけでは、とてもまともな生活などできるはずもなく、僕はボロボロの空き家にひっそりと住み着いた。
ここまで僕を連れてきてくれた冒険者が好意で受け取らずに残してくれたわずかな蓄えも底をつき、満足に食べ物が買えなくなった僕は、スライムは食用には向かないが、毒はないという噂を思い出し、有り余るスライムの残骸に口をつけるようになった。
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