――これはまだ戦後まもない頃、理不尽な古い淫習の残る村でのお話仲睦まじい新婚夫婦の勇(いさむ)と静(しず)は、素朴な生活ながら幸せの絶頂にいた。
しかし唯一の悩みは、なかなか子宝に恵まれないことだった。
村の繁栄のため、結婚後半年たっても妊娠できない村娘は強制的に「種付け様」こと榊(さかき)から子種を授かることになっている。
榊家は代々「種付け様」として村一番の男根を受け継ぎ、村娘たちを孕ませ続けてきた。
「これは子を授かるための儀式であって、情愛や快楽を目的とした夜伽ではない」その言葉通り、同席する勇の前で榊は淡々と冷静に静に「種付け」を行う。
しかし、夫との行為では体験できなかった巧みなほどこしを受けはじめは我慢していた静もだんだんと悦びを隠し切れなくなっていく。
無口で無欲なはずの静が「メス」として目覚めさせられ、目の前で快楽におぼれていく。
子を授かるためだから、一度きりだからと必死に耐える勇。
しかし儀式の後、静はその快楽を忘れることはできず...-------------------------------------本編47ページ(フルカラー)PDF版あり
ソーラーぱぷりか の作品が 16 件見つかりました 全2ページ
公開日:2021年6月26日
サークル:ソーラーぱぷりか
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