真っ暗闇の中、昼間はごく普通に通っている学園の保健室のベッドに縛りつけられて、荒い息に呻いている。
……俺の『ご主人様』は、俺の『仕度』を終えるとさっさと出て行ってしまった。
ついでに『今夜はゲストを連れて来る』なんてとんでもないことを言っていたけど、一体どうするつもりなんだろう。
この状況で、ゲストだなんて。
誰をどうやって連れてくるつもりなのか。
あれから、どのくらいの時が流れたんだろうか。
やがて、ドアの開く音が聞こえた。
「……さあ、入って」「はい……あ……なっ……な……きゃああっ!!な、なに、あの人!?なにあの格好……!!」(……まさか……!!)ご主人様……保健医の佐倉沙耶香先生ではない者の声が、おずおずとした足音とともにだんだんと近づいてくる。
あの声は、まさか……聞き覚えのある、あの可愛い声。
あれはまさか、同じクラスの‘佐倉水瀬'……!?「ねえ、お義姉さん……どうするの?これから、何をするの?わからないよ……この男の人、誰なの?ねえ、お義姉さん……!!」「だってあなた、最近ストレスが溜まるから、いいストレス発散法はないかって探したじゃない。
だから、一緒にプレイに参加しないかなって思ってね」口枷のせいで、まともに喋ることができない。
聞きたいこと言いたいことは山ほどあるのに、どうしようもない。
ついでに言えば、喋りたいけどあまり声は出したくない。
水瀬に、俺が『クラスメイトの松永くん』だと気づかれたくない。
そんな俺の焦りと困惑など無視して、沙耶香先生は笑う。
「それは、これよ!これがそのストレス解消法」喋れず動けず視界も塞がれ、ことの次第を見守ることすらできそうにない俺を、沙耶香先生……ご主人様ご愛用の九尾鞭が、なんの容赦もなく俺の身体を打ち叩き始めた。
「ほら、見て?硬くなってるでしょ?勃ってるでしょ?わかる?嬉しそうに勃起させてるでしょ?先から透明な汁が漏れてるの、わかる?気持ちいいからよ」水瀬はもう何も言えないのか、黙りこくったままだ。
動く気配もない。
勃起している上に、先走りの汁まで滲んできているのか。
もう、恥ずかしいとか恥ずかしくないとかいうレベルではく、何もわからなくなってしまいそうだ。
「彼にとっては、これが気持ちいいんだもの。
もっともっと気持ちよくしてあげるのが優しさってものでしょう?」「でも……こんなことされて、ほんとに喜んでる……なんて……こんなことされて喜ぶ人なんて、そんな人……なんて……」「さあ、鞭を持って。
これは、あなたにあげる。
ほら、あなたもやってみたら?楽しいわよ、癖になるくらいにね、ふふふ……」だがそこで、唇を噛み締め震え声で唸り続けていた水瀬も、恐る恐る……
SPINDLE の作品が 23 件見つかりました 全2ページ
公開日:2014年1月24日
サークル:SPINDLE
最安価格:1,596 円
「よく似合ってるよ」「本当?変じゃない?」「大丈夫。全然変じゃない」「そう……良かった」「それにしても凄い濡れてるね」「あん、だって……」とある夜の公園。野...
公開日:2014年1月10日
サークル:SPINDLE
最安価格:1,596 円
「いいえ。あの子、まだ帰ってきてなくて……ほんとにごめんなさいね」大学に入ってから、僕は家庭教師のアルバイトを始めた。その派遣先『楠家』。僕の担当する楠...
公開日:2014年1月10日
サークル:SPINDLE
最安価格:1,596 円
「ウチの旦那はホントにダメ。もう3年くらいセックスしてないもの」「そんなに?亜希さんのところは大変だね」堤野亜希さんと衣原さなえさん。俺が住んでいるマン...
公開日:2014年1月10日
サークル:SPINDLE
最安価格:1,596 円
「本日は誠にご乗車ありがとうございます、次の駅は――」窓の外には、見慣れない風景。今まで住んでいた都会では、見たことがない景色。隣の車両に人影は見えたけ...
公開日:2014年1月10日
サークル:SPINDLE
最安価格:1,596 円
私は、身も心もうちのめされて、ぐったりとなっていました。膣穴と肛門とからあふれる精液の感触が、おぞましくて仕方がありません。そんな私に、母は一瞬だけ哀...
公開日:2014年1月10日
サークル:SPINDLE
最安価格:1,596 円
「気分はどうかな?」「んんーっ!」鍵を開けてロッカーの扉を開く。そこには手足を縛られた女がいた。こっちを見上げて睨み付けてきながら、盛んに声を出している...
公開日:2014年1月10日
サークル:SPINDLE
最安価格:1,596 円
【生意気な女生徒を凌辱】主人公を陥れようとする生徒グループのリーダーであるヒロイン。主人公はヒロインに仕返しとして凌辱行為に及びます。嫌がりながらも快...
公開日:2013年12月19日
サークル:SPINDLE
最安価格:1,995 円
視界の隅で何かが光った気がした。立ち止まりそっちを見ようとして――。突然、目の前が真っ白になって何も見えなくなった。と、思ったら、急に人の気配。そして、...