図書室、奥のやわらかな音[羊毛再歌] | 2次元ドットコム ショップ別比較

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放課後の図書室。
転校してきた高津遼は、ある日、奥の棚にあった古い一冊の本を手に取る。
ページを開くと、一枚の小さな紙片が挟まっていた。
そこには、誰かの手書きの言葉が、短い詩のように綴られていた。
それは、感情の奥をかすめるような、名のない気配。
不思議なほどに遼の胸を揺らし、無意識にその言葉を読み返してしまう。
誰が書いたのかも、なぜ図書室の奥で眠っているのかもわからない。
だが、その紙片は一度見たら忘れられないほど、生々しく、どこか懐かしかった。
翌日も図書室を訪れた遼は、また別の本に、似たような紙片を見つける。
まるで自分を試すかのように置かれたそれらの言葉を、ひとつひとつ拾い集めていくうちに、彼の中で「読む」という行為が少しずつ変わりはじめていた。
静かな図書室、響くのはページをめくる音だけ。
その奥に隠された言葉は、誰のためのものなのか――遼はまだ、その答えを知らない。
終盤になるまで直接的な行為の場面は出てきません。
展開の都合上、行為名も伏せております。
紹介のところに登場順に「紙片」の内容を用意しましたので、そちらから何がなされるのか推測していただけると幸いです。
(申し訳ありません)かなりニッチなつくりになっているかと思いますので、ご購入は慎重にご検討ください。
付録として別ファイルで、紙片に書かれている内容の原本として設定している「断片集」が入っています。
72の断片+αが収録されています。
本編A5/176ページ、34000文字。
+付録A5/191ページ、14000文字弱。
PDF2ファイル。
本作品は電子小説です。
PDFが読める端末でお楽しみください。
作品内のキャラクターのセリフや思考などの参考、表紙画像にAIを一部使用しております。
「断片」の内容は、その作者の人物像を設定した上で、ほぼAIで作成しております。

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