満員電車。
逃げ場のない空間で、女の脚をなぞるように這う視線──まるで皮膚の上を這う虫のように、粘りついたまま離れない。
最初は気のせいかと思っていた。
でも、何度も乗るうちにわかった。
“あの男”だと。
痩せ細った体に、油を含んだような髪。
くたびれたスーツと、異様に強い目。
その目が、私の脚を──じっと、舐めるように見つめていた。
気持ち悪い。
だけどそれ以上に、嫌な予感がした。
私の意識が、脚から離せなくなったのは、いつからだっただろう。
この痺れは、視線のせい?それとも……何か仕込まれていた?「……脚が、勝手に……っ」──そう気づいたとき、もう後戻りはできなかった。
本作は、SEあり/SEなしの2バージョンを収録。
リアルな電車音・水音SEにより、より臨場感のある淫靡な世界へと引き込まれる、全12分の濃密体験。
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公開日:9月4日
サークル:シナリオ淫書店
最安価格:110 円
満員電車。逃げ場のない空間で、女の脚をなぞるように這う視線──まるで皮膚の上を這う虫のように、粘りついたまま離れない。最初は気のせいかと思っていた。でも...

公開日:9月3日
サークル:シナリオ淫書店
最安価格:110 円
内容紹介(12分作品・SEあり/なし)満員電車。逃げ場のない空間で、女の脚をなぞるように這う視線──まるで皮膚の上を這う虫のように、粘りついたまま離れない。...