1962年、北ドイツ。
汗とビール、女の子の香水が混ざる楽屋裏から始まった、革ジャンバンドマンと18歳の少女の甘く危険な一夜。
1962年、ドイツ北部のある港町の夜。
歓楽街はまだ煙と熱気に包まれていた。
俺――マックス、ルーク、トム、ベンの四人は、ナイトクラブの楽屋から這い出し、壁沿いの薄暗い通路を歩く。
ライブの汗、ビール、そして女の子の香水が混ざり合った匂いが、まだ体から離れない。
すると、壁にもたれるように立つ少女を見つけた。
肩までの金髪がふわりと揺れ、黒いオフショルダーのトップスに短めのスカート。
頬はほんのり赤く、青い瞳でじっと俺たちを見つめている。
まるで「来て」と言っているかのように、片足を少し曲げて壁に体重を預けていた。
「Hey…」俺が声をかけると、少女は小さく微笑んだ。
「ライブ、よかったわよ。
あなたたち……イギリスから来たんでしょ?」革ジャンにリーゼント、ギターを抱える俺たちを見れば、一目でわかるらしい。
「そうだよ。
北イングランドから。
君は?」「私は……エリカ。
18歳になったばかり」彼女は少し恥ずかしそうにスカートの裾をつまむ。
その仕草が、なんだか可愛くて仕方なかった。
「18歳か……もう大人だな」俺が笑うと、エリカはさらに頬を赤くして目を伏せた。
「ねえ……外は寒いわ。
一緒にどこか行かない?」俺はルークと目配せする。
彼は口だけで「行こうぜ」と言っている。
トムはニコニコ、ベンは相変わらず無口だ。
俺たちはエリカの手を取り、クラブの裏口から夜の街へ。
11月の北ドイツの風は冷たく、彼女は俺の革ジャンの袖に手をかけてぴったりくっつく。
「寒い?」「……ちょっと」「じゃあ、俺のジャン貸すよ」※本作品の校正および一部表現調整において、AIを補助的に使用しています。
制作の主体は作者本人です。
※イメージ画像サムネイル画像はAI生成のものを使用しています。
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