毎年、この季節になると、近くのお稲荷さんに大量のいなり寿司を持っていく。
それが、おばあちゃんの行事だった。
小さい頃から、おばあちゃんからよく「お稲荷様のお祭りがあるんだよ」と聞いていた静子。
「しいちゃんも連れてってあげようね」と約束を交わすも、それは果たされないまま時は過ぎて、おばあちゃんは亡くなってしまう。
悲しむ静子だったが、部屋である一通の手紙を見つけることで、毎年、おばあちゃんが何をしに行っていたのかを知るために、神社へ行くことを決意する。
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公開日:2014年8月27日
サークル:創作工房MutterErde
最安価格:108 円
毎年、この季節になると、近くのお稲荷さんに大量のいなり寿司を持っていく。それが、おばあちゃんの行事だった。小さい頃から、おばあちゃんからよく「お稲荷様...