人妻秘書のHな枕営業〜契約にない快楽と、台本にない喘ぎ声。それが、彼女の本当の仕事だった。〜縦長500枚[ぱいんだー出版] | ２次元ドットコム　ショップ別比較

それは朝なのか、夜なのか。
ブラインドの隙間から漏れる光も、時計の針の音も──彼女にとっては、もう意味を持たなかった。
名前は沙耶。
人妻でありながら、社長秘書という立場を任される、どこから見ても理性的な女性。
だがそれは、昼の仮面に過ぎなかった。
本当の仕事は、日が落ちてからとは限らない。
むしろ、秘書という役割の中に忍ばされた裏任務は、陽が高いうちに行われることもある。
社長室のソファ、その革張りの質感に背中を押し当てたとき、彼女のスイッチはそっと切り替わる。
「…今日も、よろしくお願いします」どこか恍惚とした声。
契約書に記載されていない、けれど組織にとっては必要不可欠な関係。
それが、沙耶のもう一つの顔。
ネイルの先がソファに沈むたび、伝わる熱が彼女の理性を溶かしていく。
パンストに滲む汗、わずかに乱れる呼吸、交わされる視線。
そのすべてが業務の一環であるということに、彼女自身、酔わされていた。
会議室では、緊縛された身体が美しく浮かび上がる。
椅子に縛りつけられた姿勢のまま、書類で溢れていたはずのテーブルが、今は彼女を飾る舞台。
光の加減で浮かぶ汗の粒、震える太もも、無言の承諾。
「…この体制、意外と…悪くないかも」そんな言葉が漏れるたび、彼女は自らを売り込み、評価を得ていた。
それが仕事だと割り切りながら、心のどこかでその快楽を必要としている自分にも気づいていた。
何が仕事で、何が本音なのか。
何が愛で、何が欲望なのか。
その境界が曖昧になっていく中で、彼女は確かに何かを手にしていた。
契約にない快楽。
台本にない喘ぎ声。
誰にも見せたことのない、彼女の裏マニュアルが明かされる。
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