大人のためのおとぎ話〜カチカチ山・愛欲の泥船〜[官能物語] | 2次元ドットコム ショップ別比較

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「あんたが『快楽』を武器にするなら、俺はその快楽で、あんたを堕とす」かつての名職人・耕治は、若く妖艶な女・瑞希に溺れ、献身的な妻・静子と全財産を捨てた。
絶望の中、心を殺された静子のため、美貌の青年・蓮が立ち上がる。
彼が瑞希に仕掛けた罠、それは暴力ではなく、脳髄を焼き尽くす「未知の媚薬」だった。
背中の火傷は「業火の情事」へ、唐辛子の薬は「依存の泥」へ。
童話『カチカチ山』をモチーフに描く、戦慄と官能の復讐ノワール。
総字数約13,000字(読了時間約26分)〈本文より抜粋〉「耕治先生のような老人をいくら集めても、あなたの渇きは癒やせない。
彼らがくれるのは『過去』の財産だけだ。
あなたの欲しい『今』じゃない」瑞希は、雷に打たれたかのように硬直した。
耕治の名が出たことではない。
自分の最も深い場所にある虚無を、この青年が正確に言い当てたことに慄いたのだ。
彼女は、金と賛辞を貪欲に求めてきた。
だが、手に入れれば入れるほど、虚しかった。
〇蓮は、そのオイルを染み込ませた指で、瑞希の耳たぶを、鎖骨を、そしてゆっくりと胸の谷間をなぞっていく。
瑞希の体は、蓮の指が触れるたびに、敏感に跳ねた。
瑞希の理性を保っていた細い糸が、熱によってたやすく焼き切れていく。
彼女は、これまであまたの男を「技術」で虜にしてきた。
快楽とは、与えるものであり、計算するものだった。
だが、今、彼女が受けているこれは、計算も制御も不可能な、奔流のような「感覚」そのものだった。
〇「火」が、熱い奔流だとしたら、「泥」は、冷たい沼だった。
塗られた瞬間、熱で火照っていたはずの肌が、ぞっとするような冷たさに包まれる。
しかし、その冷たさの奥底で、神経の芯が、じわじわと痺れ、溶かされていく。
熱とは正反対の、「冷たい快感」。
「あ……ああ……なに、これ……」「火照った体には、冷たい泥が気持ちいいだろう?」

官能物語 の作品が 206 件見つかりました 全14ページ

叔母と少年

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公開日:11月10日

サークル:官能物語

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