時間封鎖[ALL-TiME] | ２次元ドットコム　ショップ別比較

■ストーリー6年制の学園に通う主人公・浅河翔太は特技らしい特技もなく、趣味らしい趣味もない、どこにでもいる平凡な学生だったが、いつの頃からか他人と異なる性癖――凌辱願望を持つようになった。
しかし、その欲求は理性によって抑えられる程度のもので日々の生活に何ら支障はなかった。
そして5年生の秋、そんな淡白な日常に変化が起こり始める。
両親の離婚をきっかけにして姉妹二人暮しをしていた真藤家に居候したり、絶縁状態だった幼馴染と数年ぶりに言葉を交わしたり、クラスで人気者の女の子と親しくなったり、そんな有り得ない出来事が続くと、さらに信じられないことが起こった。
「――おまえの、おまえだけの世界を与えてやろう」どこからともなく聞こえてきた囁きとともに――時間が止まった。
羽ばたく鳥たちは空に縫い付けられ、流れる水は一瞬で固体と化した。
翔太を除く全てのモノが活動を停止していた。
それは余りにも異質で異常な光景だったが、数分後には何もなかったかのように、停止した瞬間から再び時を刻み始めた。
以降、その現象が何度も起こったことで翔太は自身に時間停止能力が発現していることを悟り、さらに部分解除(時間停止中、翔太が触れた対象の時間停止を任意で解除すること)を発見すると、「これを使えば、石のように固まっているヒトの身体を元の状態に戻せる」しかも自分が望む相手だけを――その時、理性で抑えていたはずの凌辱願望が、静かに湧き上がってきたのだった。
■登場キャラクター●小山内ほのみ(CV:春乃伊吹)4年次からの中途編入組で、主人公とは2年続けて同じクラス。
主人公に気兼ねなく話し掛けられる限られた女生徒の一人。
常に学年トップの成績を維持している優等生だが、運動に関しては全くダメで、体育に限れば学年最下位の成績。
のんびりした性格で、朗らかな笑顔を浮かべながら的外れな発言や反応をすることが多く、しばしば場を混乱させるが、派生する和み効果が絶大ゆえ、男女問わず人気がある。
マイペースな性格と思われがちだが、意外に周囲をよく観察しており、他人に気を遣っているものの、生来の天然さが災いして上手く立ち回れないことが本人としては悩みの種。
「私の好きな人?……教えないよだって、まだ告白する勇気ないもん」●神野麻耶佳(CV:小倉結衣)深容学園5年生。
主人公とは幼少の頃からの腐れ縁。
幼馴染という言葉で一括りにされることを何より嫌っており、入学以来ずっと同じクラスに在籍しているが、会話もなく冷え切った関係。
学業、運動ともに学年上位をキープしている成績優秀者。
負けず嫌いで好戦的。
自他ともに認めるほどの自信家で誰に対しても高飛車な態度を取る。
現実主義を標榜しており、マンガやアニメ、ゲームなどの非現実的なモノ全般が大嫌い。
自分を律するのが苦手で、すぐ熱くなって冷静さを失うところが欠点。
「半径3メートル以内に近づかないでくれる?バカがうつるから」●真藤華(CV:金田まひる)深容学園3年生。
主人公の住むマンションに姉と2人で暮らしている。
学年最下位を独走している学業面とは対照的に、運動神経の良さは校内でも群を抜いている。
特定の部活には所属せず、上級生の練習相手として各運動部を日替わりで飛び回っている毎日。
明るく、元気、ハイテンションと三拍子揃った騒々しい性格。
しかも小生意気。
面白いことや楽しいことが大好きで一旦喋り始めると、止め処なく喋り続けるため、誰もが否応なく彼女のペースに引き込まれてしまう。
しかし、嫌いなこと(主として勉強)からは呆気ないくらい簡単に逃げてしまう。
我慢するということが何より苦手。
「かいしょーのないいそーろーなんだから明日はアタシに付き合うのっ、わかった?」●真藤凛子(CV:彩世ゆう)深容警察署、刑事課勤務の女性警察官。
大卒ノンキャリアで、階級は警部補。
主人公の住むマンションに妹と2人で暮らしており、両親の離婚が決まっていた主人公に、自分たちとの同居を提案した。
様々な武道を嗜んでおり、冷静沈着で頭脳もキレるため、刑事として第一線で活躍している。
仕事中は近寄りがたいオーラを放っているが、プライベートでは緩みきっており、皮肉めいた軽口を叩きながら、主人公を困らせて楽しむという悪癖がある。
妹を何より大切にしており、彼女を楽しませるためだけに主人公を居候にしたと言っても過言ではない。
「理由?面白そうなオモチャだったから――それだけだ」●奈瀬優(CV:妙月葵)礼儀作法に厳しい茶道の家で育った少女。
立ち居振舞いが美しく、何気ない仕草にも気品がある。
主人公と街で幾度も遭遇し、顔見知りとなる。
性格は寡黙で不器用。
ポツリポツリとしか言葉を話さず、行動で己の意思を伝えるタイプ。
正義感が強く、困っている人を見ると放っておけないが、ミステリアスな雰囲気を身に纏っている上、無言で助けようとするため誤解されやすい(逃げられることもしばしば)。
かなり視力が悪いが、眼鏡やコンタクトはしていない。
「あなたは……?いえ、何でもありません……」