M物語(TSF_SM)編Vol2[M物語(小説)] | 2次元ドットコム ショップ別比較

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M物語(Tsf/SM小説)Vol2男→女への転換SM小説(ショートショート)を5編収録。
PDF185頁(3DCG画像のオマケ付95枚)第一話2050高梨は1時間だけ女性として仮想世界を体験することになった。
しかし、現実の世界の1時間は仮想世界の1年に相当していたのである。
真理として順応する為に潜在意識の中に植え付けられていた女性としての感情が高梨を変えていく。
そして現実の世界に戻った高梨を待ち受けていたものは・・・・第二話2051バーチャル体験を終えて現実の世界に戻った高梨であったが、戻った身体は仮想空間で過ごした真理の身体であった。
多額の借金を背負うことになった高梨はエリート社員としての道を諦めバーチャルガールとして働くことになる。
しかし、真理の身体にはセクサロイドとしての機能が埋め込まれていたのである。
第三話臨床実験予備校生の篠原はアルバイトで臨床実験に参加することになった。
しかし思わぬ副作用により新たな臨床実験に参加することを余儀なくされる。
それは男性を女性に変える臨床実験であったのだ。
第四話ニアミス多次元世界の接近により二つの世界が干渉してしまった。
二つの世界は殆ど同じ世界ではあるのだが、唯一、エリート課長の遠藤とOL瑞穂の立場が逆転している世界であった。
瑞穂が現実逃避を考えてしまうと、遠藤は瑞穂の身体と入れ替わってしまうのである。
第五話オークションはじめてネットオークションに出品した美奈子であるが、誤って商品名に自分の名前を記載してしまっていた。
誤りを訂正する間もなくオークションは終了してしまう。
その日から美奈子には何者かの意思による災いが降りかかってくるのであった。
ニアミス序章白昼夢東京の郊外に建てられた高層ビルの地下には厳重にガードされた大きな部屋があった。
この部屋は世界最高機密レベルSとして極秘の内に設置されておりその存在を知る人間は世界中を探しても10人の職員を除いたら両手で数えられるほどであろう。
数分前からこの部屋の中央に配置されたコントロール装置のディスプレーに非常事態を知らせる赤いランプが点滅しているのである。
「どういう事だ?ミュウ」金髪で細身の男性が隣でキーボードを操作している女性に向かって話し掛けた。
しかし、女性は男性の言葉が聞こえているのかいないのか、キーボードを打ち続け答えようとしない。
しばらくして女性の細く白い指が動くのを止めた、男が再び話しかけようとすると、それを見越したようにミュウと呼ばれた女性の可愛い唇が動いたのである。
「マーク!わかったわ。
スクリーンを出すわね。
」ミュウと呼ばれた女性がキーボードのENTERキーを押すと、大きな部屋の空間に巨大な立体スクリーンが映し出されたのである。
立体スクリーンの中には無数の小さな発光点が蠢いている。
「ブロックT25648のワールド」確かに立体スクリーンの中にT25648の立体文字が読みとれる。
「警報の原因はこの二つの世界ね」ミュウが再びENTERキーを押すと、無数の点は消滅し二つの点のみが残った。
「この二つの世界がどうかしたのか?」「ちょっと待って」二つの点から赤い糸のようなものが表示された。
「これが今までの経緯で・・・こっちが予想経緯」スクリーンの中で二つの点から青い線が引かれたのであった。
そして二つの線は交わるようにしばらく伸びた後、再びそれぞれの奇跡を描き出したのであった。
「このままだと二つの世界はニアミスを起こすな」「えぇ、本日の12時15分から約一週間が同調の危険時間帯ね」「二つの世界が融合した場合、この世界への影響は考えられる?」「もちろん影響もなんらかあると思われますが、どのような影響かは予測出来ないわ」「至急、ニアミスの原因を追求してくれないか」「えぇ」西暦2300年、21世紀にアウゼンによって提唱されたブラウン多次元理論は昨年立証されたばかりなのである。
人類は現在、過去、未来に存在する無数の世界を監視する技術を手に入れたが、介入は出来ない状態であった。
「木村君!」窓際にある課長席から遠藤学は今年入社したばかりの木村瑞穂を呼んだのである。
窓際というと仕事が出来ないような印象を受けるが、営業一筋の彼は入社以来つねにトップの成績を維持し、昨年、30代前半では異例とも言える課長への昇進を果たしていた。
木村瑞穂は課長の遠藤に名前を呼ばれ一瞬心臓の止まる思いをしていた。
営業畑一筋の遠藤は声が大きい上に、このように呼ばれる時は決まって何かのミスを発見した時なのである。
「はい」木村瑞穂は蚊の鳴くような返事をすると自分の席を立って課長席の前に来た。
「なんだね!これは・・・・、間違えだらけじゃないか」「はい」「ここは、これと、これを加算するんだろ?、こっちも・・・」「すみません」「これは足し算が違っているし」「はい」「はい、じゃないよ。
式を入れるだけでコンピュータが自動計算をしてくれるだろ!大して頭を使わなくて済む仕事もろくにできないのか??」「すみません」「よく、これで短大を卒業できたものだ。
可愛いだけじゃ仕事は務まらないぞ」「・・・・・」「君は前にも同じミスをしただろ?、少しは注意をしなさい」「はい」殆どの人が外出しており20名程の営業第一課のフロアーには3,4名程度の営業マンが残っているだけであるが、遠藤の声は隅々まで届くような大きな声であった。
「君は3時からの会議で僕に恥をかかせ

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